自動車保険の等級と保険料
自動車保険には「等級」というものがあることはご存知だと思います。等級は1-20まであり、1は悪く、20が最もよい等級となります。
自動車保険に初めて加入した場合、等級は6から始まり、年間を通じて保険を一度も使わなければ1等級アップし、逆に保険を1度つかうごと3等級下がります。
等級が上がることで、保険料は割引き適用となり、逆に等級が下がると、保険料は割り増し適用となってしまいます。
つまり、小さな事故で保険を利用してしまうと、等級が下がる事で翌年以後の保険料が上がってしまいます。
例えば、年間30万円の保険に加入しており、現在10等級の方が5万円の事故を起した場合をシミュレーションしてみます。
現在10等級ですので、割引率は-40%になります。つまり、保険料は18万円。保険を使わなければ翌年は-45%になりますので、16.5万円です。
しかし、保険を利用してしまうと、翌年は8等級となり、割引率は-30%となります。つまり必要保険料は21万円、さらに翌年は-40%ですので、18万円。
これらを翌々年以後も累計していくとどうなるか?
10年後の支払総額を比較すると、
保険未使用:134.7万円
保険使用:155.7万円
となり、その差額は21万円となり、保険を使わないほうが良かった。ということになります。
この例はちょっと極端ですが、あまりにも小さな事故の場合は保険を利用しないほうがお得になる場合もありますので、その点を理解しておいてください。
1回だけの保険りようなら等級が下がらない「プロテクト特約」などもありますので、そういったものも検討したらよいかもしれません。
また、あまりにも保険を使いすぎると、保険への加入を断られるケースもありますので注意が必要です。(一般には等級が1となったとき)
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