外貨預金の特徴
外貨預金とは、お金を円で預金するのではなく、外貨(ドルやユーロなど)で預金をする預金商品です。まずは、外貨預金と通常の円預金との相違点をまとめます。
- 預金金利は外貨金利が付く(つまり、ドルの場合アメリカの金利をもとに金利がついていきます)
- 為替の変動により元本割れの可能性がある
- 預金保険機構の対象外(銀行が破綻した場合、元本が補償されない)
- 円から外貨に交換するとき手数料が必要になる。
以上が、外貨預金と通常の円預金との違いです。まずは、これらについて細かくみていきましょう。
預金金利は外貨金利が付く
外貨預金が人気の背景には、外国の高金利事情があります。円預金では、年間に1%もの金利がつくことは現在稀ですが、外貨預金の場合普通預金でも当然のように1%以上の金利が付く事があります。
例えば人気のオーストラリアドルの場合年の金利が6%以上になるようなケースもあります。このような円金利と比較して相対的に高い金利である外国通貨に人気が集まっているのが、外貨預金急増の背景にあります。
為替の変動により元本割れのリスクがある
外貨預金のリスクとして、為替の変動が挙げられます。例えば、外貨預金に投資した際、1ドル110円だったのに、解約時に1ドル100円にまで円高が進行していたとしましょう。
すると、最初に100万円を預金していた場合、為替で約10万円の損失が出ることになります。たとえ金利が年5%ついたとしても、約4万円の損失がでてしまいます。このように、為替の急激な変動等により元本割れを起こしてしまう可能性があることがリスクです。
しかし、逆に預金時1ドル100円だったものが、満期時1ドル110円に円安となっていた場合は、金利と為替で15万円以上の利益がでて、トータル利回りが15%になるなどのリターンも当然ありえます。
外貨預金は預金保険機構の保護対象外
円預金の場合、仮に銀行が破綻しても1000万円までの元本とその利息は預金保険機構により補償されますが、外貨預金はその対象外となってしまいます。
そのため、外貨預金を行なう場合は、信頼性の高い銀行を利用するようにしましょう。
外貨預金には手数料が必要
外貨預金には、円から外貨、外貨から円に交換するときに手数料が必要になります。例えば、都市銀行の場合、米ドルでは片道1円の手数料が必要です。
つまり、1ドル100円の時にドルを買うと、1ドル101円で交換してくれます。また、ドルを売るときは99円になります。たった1円と侮ってはいけません。例えば、100万円を1ドル100円の時に金利3%で一年外貨預金して、1年後に同じ為替水準で解約した場合、手数料がない場合、103万円が帰ってきますが、手数料を考慮すると、
100満9千円となります。つまり、実質的な金利は0.9%となってしまいます。
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