中国株とは
中国株とは広義では、世界各国で取引ができる中国企業のことを指しますが、日本では主に中国本土と香港市場に上場している株式をさしている場合がほとんどです。当サイトでも、中国株は中国本土の市場と香港市場に上場している銘柄を指す事としています。
中国本土の市場概要
中国は、言わずと知れた社会主義の国です。そのため、株式市場の歴史は浅く90年代に初めて中国本土に株式市場が誕生しました。そして、現在では、上海と深センに中国の証券取引所があります。そして、この両市場では、それぞれA株とB株と呼ばれる株式があります。
A株とは主に中国がメインとしている企業が中心で人民元建てで取引されています。そしてこのA株は外国人が投資する事はできないようになっています。逆にB株はドルなどの外貨での取引が可能な株式でこちらの銘柄が外国人に対して解放されている銘柄にあたります。そのため、中国株本土市場で中国株を売買する場合は、このB株の売買がそれにあたることになります。
しかし、近年では、このA株、B株の規制を撤廃しようという動きが本格的になりつつあります。
香港の市場概要
香港市場は中国本土とは対照的にアジアで最も古い歴史を持つ証券取引所があります。そしてこの香港市場では「ハンセン指数」という有名な指標があります。このハンセン指数とは、香港市場に上場している銘柄から30銘柄を抽出した指数で日本の日経平均のようなものにあたり、アジアの株価指数としてハンセン指数は非常に注目度が高い指標となっています。
そして、この香港市場には近年中国本土の企業が数多く上場し始めています。「レッドチップ」や「H株」と呼ばれる株式がそれにあたることになります。
中国株と日本株との違い
中国株を取引する場合、日本の株式市場とは決定的に異なってくる点が多々あります。そこで、ここでは中国株と日本株との相違点を解説していきます。
中国株独自のルール:ST制度
中国では、数年間赤字が続く企業は上場廃止になるというしくみがあります。それを周知させる手段として中国市場では、STという制度があります。STとは連続赤字を続けている企業に対してつけられる不名誉な勲章で、
ST・・・2年以上赤字が継続している。
*ST・・・STよりもさらに悪い場合つけられる。
と分類されています。通常、中国株の値幅制限は上下10%とされていますが、ST株の場合値幅は5%に制限されます。これは、ST銘柄が投機対象になりやすいという特徴からです。
中国株の決算情報
中国企業はディスクローズなどの面で信用できないという意見があります。たしかに、市場化の遅れからディスクローズの面などで多少中国株は遅れている面もありますが、近年は大きく代わりつつあります。ここでは、簡単に日本における決算と中国株の決算における相違点をチェックします。
・P/L(損益計算書)の見方
中国企業の決算を見るときに注意しておくべき点が一つあります。それは、日本では本業でのもうけを示す営業利益が重視されている傾向がありますが、中国企業の場合、営業収益と営業外収益の境界が微妙であることから、どちらかというと経常利益が優先される傾向があります。
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