株式とは
「株式」とは、難しくいうと、会社が資本金(会社の元になるお金)を小口に分割し、不特定多数の人から資本(要するにお金)を集めて、大規模な事業を可能にするためのツールです。
古くは、イギリスの東インド会社が本格的な株式会社の原点であるといわれています。
株式会社に出資する人のことを「株主」と言いますが、この株主には会社の基になるお金を出してくれた人たちですから、要するにオーナーとなるわけです。
最近では、会社は誰のものか?というような議論もされていますが、会社の経営に関する部分は株主(オーナー)が任命した代表者が行なうわけですから会社の決定事項のほとんどは株主が決める事ができます。
株主の権利
それでは、会社のオーナーである株主にはどのような権利があるのでしょうか?簡単にまとめてみます。
(1):利益配当権
(2):議決権
(3):残余財産請求権
以上の三つの権利があるとされています。ひとつづつみていきましょう。
利益配当権
利益とは、会社が積み上げた利益のことです。株主はこれらの利益を「配当」として請求する事ができる権利があります。この配当の額については、後の「議決権」で述べる「株主総会」という場所で決定します。
議決権
株主は年に1度「株主総会」という会社のオーナー会議に出席する事ができます。その株主総会では、1株1票として、様々な議案に対して賛否を多数決により決定していきます。株主は利益配当を求めたり、場合によっては会社を解散(清算)させることも可能です。
残余財産請求権
株主は、会社を清算した場合、会社に残っている財産を株数に応じて受け取る事ができます。しかし、会社清算時資産が残らずに「負債(借金など)」が残っている場合もあります。この場合株主は最初に出資した金額以上の負担をする必要はありません。
株式を保有するメリットとデメリット
ここまで、株主の具体的な権利義務関連について説明しましたが、ここからは株式を持つ事による具体的なメリットとデメリットを説明します。
株式を保有するメリット
・キャピタルゲイン(売買益)
株主は自分が保有する株式を証券取引所に上場している株式ならいつでも売却する事ができます。購入していた株式が値上がりしていたような場合は、売買益を得る事ができます。
・ 配当
株式を保有している会社の業績が好調だったら利益がでます。すると会社はその利益を株主に配当することになり、利益を得る事ができます。
株式を保有するデメリット
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キャピタルロス(値下がり損)
株式を購入したあと、会社の業績不振などにより株価が下がる事があります。そうしたとき、株式を購入した値段より安い値段でしか、株式を売却する事ができない場合があります。
しかし、仮に会社が倒産しても株主はその負債を背負う必要はありません。投資したお金だけがなくなることになります。
さて、以上が株式についての具体的なしくみです。この「株式とは」では株式についてその経済的な意味合いを中心に解説してきました。以降の株式投資の基礎知識では、株式についての実際的な売買についてなどを解説していきます。
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